・ブログで同じ人が訪問した時のアクセス数はどうカウントされる?
これだけでなく、分析ツールの値(ユーザー数や表示回数、イベント数など)を正しく理解できていないと、分析しているつもりになっているだけで、ブログの検索順位向上や収益化に全く効果がありません。
実際に筆者もつい先日分析ツールを使用して過去記事をリライトし、検索順位63位から5位まで向上させました。
この記事を最後まで見ると、分析ツール内の各名称と意味合いが丸裸になります。
同じ人が訪問した時のアクセス数はどうカウントされるのか
それでは早速、「1日で同じ人が訪問した時のアクセス数はどうカウントされるのか」について解説を行います。
結論、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールのどちらで分析するかカウント方法が異なります。
そのため、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールとで説明を分けて解説します!
Googleアナリティクスの場合
まず、Googleアナリティクスにはアクセス数を計測する項目が2つあります。
それは、「アクセス数」と「表示回数」です。
・「ユーザー数」には、同じ人がアクセスしても1度しかカウントされません。
※ただし、大体1日が経過すると新たにカウントされます。
・「表示回数」には何度でもカウントされます。
※これがいわゆるPV数に当たります。
Google Search Consoleの場合
Googleサーチコンソールにはアクセス数を計測する項目が1つしかありません。
それは、「クリック数」です。
・「クリック数」には、同じ人がアクセスしても1度しかクリック数にはカウントされません。
※ただし、大体1日が経過すると新たにカウントされます。
ユーザー数とは
ユーザー数は一般的にWebサイトを訪れた人数を示します。
同じ日に同じ人が訪れても再カウントはされません。
ただし、Googleアナリティクスとサーチコンソールでユーザー名の表記が異なります。
- Google アナリティクス
- ユーザー数としてカウントされます。また、ユーザー数は指定した期間内にウェブサイトやアプリを訪問したユーザーの数を指します。同じユーザーが期間内に複数回訪問しても、1ユーザーとしてカウントされます。クッキーやユーザーIDなどの識別子を用いてユニークユーザーを特定します。
- Google サーチコンソール
- ユーザー数は直接測定されませんが、「クリック数」として類似した数値が計測、表示されます。
表示回数とは
表示回数は基本的に同じ人が同日にサイトを訪れても改めてカウントされます。
- Google サーチコンソール
- 表示回数とは、検索エンジンの検索結果ページにウェブサイトのURLやページが表示された回数を指します。ユーザーが実際にクリックしたかどうかは関係ありません。
- Google アナリティクス
- アナリティクスではページビュー(ページの表示回数)として扱われ、ウェブサイトのページが表示された回数を指します。同じセッション内で同じページが複数回表示された場合でも、その都度カウントされます。
CTRとは
CTR(クリック率)とは、検索結果でウェブサイトのページが表示された回数に対して、クリックされた回数の割合を示します。
計算式は「クリック数 ÷ 表示回数 × 100」で求められます。
この指標を見ることによって自分の記事の見出しがどれだけ魅力的で押したくなるものかが理解できます。
そのため、CTRが高い記事=記事タイトルやディスクリプションが魅力的と言えます。
イベント数とは
イベント数はGoogleアナリティクスでのみ計測される数値です。
イベント数とは、ユーザーがウェブサイトやアプリで特定の行動を取った回数を指します。例えば、ボタンのクリックや動画の再生、フォームの送信などが含まれます。イベントのカテゴリー、アクション、ラベルを設定すると詳細な分析が可能です。
ですが、初心者の場合この数値を気にすることはほとんどありません。
まとめ
ブログのアクセス数のカウント方法は、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールで異なります。どちらのツールを使うかによって、カウントされる数値が異なるため、注意が必要でした。
最後に内容を振り返ります。
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Googleアナリティクスでは、同じユーザーが1日に何度も訪問しても「ユーザー数」は1回しかカウントされませんが、「表示回数」は何度でもカウントされます。
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Googleサーチコンソールでは、「クリック数」のみが計測され、同じユーザーが1日に何度も訪問しても1回しかカウントされません。
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各ツールのユーザー数、表示回数、CTR(クリック率)、イベント数といった項目の意味を理解することで、ブログの分析がより効果的になります。
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適切な分析により、ブログの検索順位向上や収益化に繋がる可能性があります。
これらのツールを駆使し、ブログ執筆のパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。